今日は地域で長年愛され続けるお菓子屋さん、五橋小新堂をご紹介します!
五橋駅を利用するたびに目に留まり、気になっていたこのお店。
いつもタイミングが合わずに立ち寄ることができませんでしたが、今回ようやく訪れることができたので、その魅力をしっかりお届けします♪
五橋で地域に愛され、代々続くお菓子屋さん「五橋小新堂」
地下鉄五橋駅から出て交差点で待っていると、必ず目に留まりその度に期待が高まっていました。そこは、ビルの1階に佇む昔ながらの菓子舗です。

入り口の横には、どっしりと腰を下ろした大きなお地蔵さまが出迎えてくれます。
思わず立ち止まってしまうほどインパクト大で、「これは何のお店だろう……?」と不思議な興味がわいてきます。
入口はこんな感じ。

訪問前にネットで検索したところ、揚げパンがおいしいと口コミで話題になっていたので、期待を胸にいざ入店!
ドキドキしながらそっと引き戸を開けると、奥からにこやかに現れたのは店主さんでした。
初めてお会いしたのに、柔らかい話し方とあたたかい笑顔がとても印象的で、緊張もすぐにほどけました。この優しい雰囲気は、ネットの口コミどおり!
地元で愛され続けてきた理由がわかる気がします。
いざ店内へ!目移り必至のラインナップ
入ってすぐ、店内中央に設置されたカゴには数種類もの焼き菓子が並んでいました。

ショーケースには、噂の揚げパンをはじめ、手作り感のある焼き菓子やサンドイッチが並んでいます。

この日は、えびかつサンド、ベーコンチーズハンバーグ、チリコンカンハンバーグの3種類のラインナップ。
カラフルでとってもおいしそうです!
店外にポスター掲示があったのですが、総菜コッペパンの種類も豊富で、さらにはどの商品もとっても魅力的で人気が高いそうです。

続いて、こちら。この「揚げパン」はお店の看板商品です!
粒あん、カスタード、チョコレートと3種類ありました。
なんと調理法がとても興味深く、具を挟んだ食パンに衣をつけて揚げる、天ぷらのようなスタイルなのです。表面には砂糖もまぶしてあるので、甘くいただけます。
「一番人気は粒あんです」と、店主さんが教えてくれたので、迷わず王道を選び購入。他の味も気になりますが、まずは人気No.1をいただきたい(笑)実食が楽しみすぎます!

さてさて。帰宅後さっそく実食しましたよ。
お皿に乗せてみると驚く、このボリューム感!
あんこが入っていて砂糖もかかっていて、それでいて天ぷらとして揚げている……これは相当なカロリーモンスターではないか??という心配はさておき(笑)
「口コミで大人気の揚げパン、ついにいただきます!」
ふむふむ。揚げてから時間は経っているものの、表面はカリッと香ばしく、中はしっとり噛みしめていただく感じ。
断面をカットしてみましたが、想像以上に粒あんがビッシリで驚きました。中身がたっぷりだとうれしいですよね~♪

そのままでもおいしいのですが、少し温めていただくとパンがふわっと柔らかくなり、粒あんの優しい甘みがじんわりと広がって、さらにおいしさが増す印象でした!
2度おいしく、思わず笑顔になってしまいました!

店内入ってすぐに見つけたマドレーヌも、実は気になって購入していました。
いただいてみると、昔ながらの素朴な味わい。ひと口食べるとどこか懐かしい気持ちになりました。
しっとりとした生地とほのかな甘さが、子どものころのおやつ時間を思い出させてくれる、そんな感覚でした。

お話を伺ったところ、店主さんで4代目なのだそう。おじい様の代よりも前から引き継がれるお店の味を大切にしながら、今日まで営業を続けているといいます。
五橋小新堂は、地域で長く愛される老舗ならではの温もりがあるのだなぁ、とほっこりしました。
また「揚げパン」は特に学生に人気があると伺いましたが、世代が変わりながらもずっと愛され続けることがすごいことなのだなぁと、深く驚きました。
今回はずっと気になっていた五橋小新堂を訪ねることができ、その魅力を感じられて大満足でした♪
五橋は会社も多く高いビルが立ち並んでいますが、そんな街角にこの素敵な老舗がたたずんでいると思うと、街歩きがもっと楽しくなる気がしました。
そして今回、訪問後に知ったのですが、五橋小新堂の住所って、若林区なのです!
てっきり青葉区の感覚でいたので驚いたのですが、ちょうど交差点を挟んで住所が変わっていたのですね(驚)
みなさんもぜひ五橋駅を利用した際は、五橋小新堂で人気の「揚げパン」をゲットしてくださいね!
和・洋菓子処 五橋小新堂
住所: 宮城県仙台市若林区清水小路9
アクセス:仙台市地下鉄南北線 五橋駅から
TEL:022-222-6864
営業時間: 8:00-19:00
定休日:土、日





















