昨年10月、わが家の三毛猫が21歳で旅立ちました。
毎晩、腕枕で一緒に眠っていた存在を失い、家族の心にはぽっかりと穴があいたまま……
寝る前になると、静かな寝室にすすり泣きが響く日々が続いていました……
三毛猫を見るたびに涙があふれ、気持ちの整理がつかない毎日……
ペットロス対策のつもりで迎えていた1歳の猫も、仲間を失ったことが分かるのか、すっかり元気をなくしてしまいました……
「三毛猫がそばにいれば、少し楽になるかもしれない……」
そう思い、いろいろ探す中で、宮城県動物愛護センターの猫譲渡会を知りました。

大切な命と、新しい家族をつなぐ場所
富谷市にある「宮城県動物愛護センター」は、さまざまな事情で保護された犬や猫たちを、新しい家族へつなぐ施設です。
ここにいる猫たちは、ただ保護されているだけではありません。
獣医師さんやスタッフの方が一匹一匹の健康状態を確認し、人に慣れるよう、ていねいにお世話をしながら、譲渡につなげています。

譲渡される猫たちは、
- 不妊・去勢手術済み
- 混合ワクチン接種済み
- マイクロチップ装着済み
で、安心してお家に迎えることができます。

今シーズン初の大雪日の譲渡会

今回取材した譲渡会の開催日、仙台に今シーズン初の大雪が降りました。
「この天気では人は少ないかも……」と思いつつ、家を出ました。
会場のオープン前にたどり着こうと、今シーズン初の圧雪路面を滑りながら頑張って車で向かう私……
その前後にも車両が続いていて、同じ場所に向かっていました(笑)。
人が少ないかも……という心配は不要でした。
オープン前には、すでに10台以上の車が駐車場にスタンバイ!
悪天候にも関わらず、多くの方が新しい家族を迎えるために、ワクワクしながら訪れていました。

猫たちと実際にふれあえるスペース
譲渡会では、猫たちと実際に遊んだり、触れ合ったりできるスペースが設けられています。
猫の性格や反応を見ながら、自分との相性を確かめられます。

最初は緊張していた猫が、少しずつ距離を縮めてくれる瞬間もあり、その姿に心があたたかくなります。

丁寧な説明と、命を迎える覚悟
「この子を迎えたい」と決めた後は、獣医師さんやスタッフの方から説明があります。
これまでの経緯、特性だけではなく、これからのおうちでのしつけ方法、飼育環境や日々のケア、体調管理について、時間をかけてしっかり教えていただけます。
分からないことは、ここでしっかり確認しましょう!
かわいがるだけではなく、一生一緒に家族として大切にすること、「最後まで一緒に生きる覚悟」をする、大切な時間です。

新しい家族を迎えて
わが家も11月に、譲渡会で三毛猫と出会い、家族として迎えました。
夜、寝床から聞こえていたすすり泣きは、その日から消えました。
1歳の猫も最初は警戒していましたが、今では寄り添って、追いかけっこをしたり、一緒にくっついて眠ったり、おだやかな気持ちで過ごしています。
大切な存在を失った悲しみが消えるわけではありませんが、命が命をいやしてくれることを、改めて感じています。
猫も人も、家族がいたほうが幸せですよね。

保護される猫がとても多い今だからこそ
譲渡の際、獣医師さんから
「今年は保護される猫がとても多いので、ぜひ周りの方にも譲渡会のことを伝えてほしい」
というお話がありました。

宮城県動物愛護センターは、小さな命を大切につなぎ、動物と人、双方の幸せを考えてくれる場所です。
新しい家族を探している動物たちが、今日も出会いを待っています。
この小さな命との出会いが、あなたの心の支えになってくれるかもしれません。
猫を迎えたい!と考えている方がいらっしゃいましたら、ぜひ動物愛護センターの譲渡会に足を運んでみてください。
宮城県動物愛護センター
住所:宮城県富谷市明石下向田69-4
アクセス(公共交通機関):仙台市営地下鉄南北線「泉中央駅」から宮城交通バスで約15分「山の寺三丁目北」降車 徒歩約40分
アクセス(自家用車):泉ICから車で約15分
駐車場:あり
TEL:022-358-7888
営業時間:9:00-17:00
定休日:土日祝日



















