仙台の北西端にそびえ立つ、「県立自然公園船形連峰」の一支脈をなす泉ヶ岳。
登山やパラグライダー、キャンプ、バギー体験など、大自然を生かしたアクティビティが楽しめ、ジンギスカンや芋煮などのグルメ体験、愛犬と一緒に自然を満喫できるドッグランも併設しています。
冬季にはスキー場がオープンし、スキーやスノーボード、ソリなどのウインタースポーツを楽しみに多くの人が訪れます。
さまざまな遊びや体験ができる、まさに仙台市民の憩いの山！
今回は、泉ヶ岳の冬の人気アクティビティスポット「泉ヶ岳スキー場」をご紹介します。
仙台市街から車で約40分！アクセス良好のスキー場
泉ヶ岳へは、仙台市街から車で約40分。公共交通機関を利用する場合は、「泉中央駅」から仙台市営バスで約40分ほど。市街から近くアクセスも良好です。
今季（2024/2025年）の泉ヶ岳スキー場のオープンは、12月22日。暖冬から厳冬に転じたため、例年より早いオープンとなりました。
我が家は、年明けにある娘のスキー合宿のためにも2024年中に訪れたかったのですが…なかなか行くことができず…。ようやく行くことができたのは、スキー合宿が明日に迫った2025年1月3日。
「絶対混むから！」と、意を決して朝9時オープンを目指して出発！こういう時、市街から近い場所なのは本当に助かります。
おかげで、ゲレンデセンターハウス脇の駐車場に停めることができました！
センターハウス前の駐車場は少ないですが、その下には大きな駐車場があります。車が停められないという心配はないと思います。とはいえ、やっぱりセンターハウスに近い駐車場にとめたい場合は、早めにスキー場に向かうのがおすすめです。
駐車料金は、3月1週目までの土日祝日のみ普通車1台につき500円。平日は無料です！
駐車場からゲレンデ方面へ向かうと、「センターハウス山空」があります。
こちらで各種チケットを購入します。
9時10分の時点で、チケット売り場にはすでに30人くらい並んでいました。早めに行って良かった！
泉ヶ岳スキー場の料金
スキー場の料金は以下の通りです。
◆リフト料金
大人
| 終日券 | ¥3,700 |
| 4時間券 | ¥3,300 |
| 11回券 | ¥3,300 |
| 1回券 | ¥450 |
※回数券は発行シーズンのみ有効
シニア
| 終日券 | ¥2,800 |
| 4時間券 | ¥2,600 |
小学生
| 終日券 | ¥2,000 |
| 11回券 | ¥2,000 |
| 1回券 | ¥400 |
※回数券は発行シーズンのみ有効
未就学児
| 終日券 | ¥500 |
| ちびっこソリ場入場料金 | ¥400（年齢制限なし） |
※ソリ場に入る場合は付き添い者も必要
料金は他のスキー場と比べると、結構リーズナブルなのではないでしょうか。支払い方法は、各種クレジットカードとQRコード決済にも対応していました。
ちびっこソリ場へ！
スキー練習の娘は夫に任せ、私は未就学児の息子と「ちびっこソリ場」へ！
昨シーズンまで無料だったこちらのエリアは、今シーズンから有料となりました。小さなお子さんもスキー場で楽しめる貴重なエリアです。
ソリ場Aとソリ場Bの2か所があり、今回は距離が長いソリ場Aへ行きました。
オープン間もない時間のため、人がほぼおらず貸切状態です！雪もまだふわふわでした。
息子は楽しそうにソリで滑り続け、気付けばお昼近くまで遊んでいました。
その頃になると、だいぶお客さんが増えてきます。ソリ場のコンディションは度重なる滑走により、土が少し見え始めました。
少し土が見えてはいるものの、子どもも大人も楽しそうに滑っていました。
未就学児の小さなお子さんが、保護者の方と一緒にソリで滑る姿を見て「うちの息子も一昨年まではそうだったな」と、少し懐かしい気持ちに。
私と同じく、ソリで滑る子どもの姿をニコニコと見守る保護者も多数。
ソリだけではなく、スノーチューブで滑る人の姿も見られ、年齢制限なく楽しめるところが魅力のスポットです。
たくさんのご家族の楽しそうな笑顔に癒されました。家族で笑顔になれる大自然ってすばらしいですよね！
ゲレンデへ
ちびっこソリ場で癒されたものの、1時間以上立ったまま見守り続けていると寒い…。さすがに寒さと足の疲れが限界になり、娘と一緒にいた夫と交代。
ゲレンデへ向かいます！
この日は全面滑走可能！ゲレンデセンターハウス前のリフトに乗ります。
リフト乗車中。どんな景色が広がっているのかと、後ろを振り返ると…
太平洋まで一望する絶景！天気もよく最高の眺めです。
景色を楽しんでいるとあっという間にリフト終点。
終点からの景色は、開放感を味わえます。
こちらのゲレンデは、他スキー場よりも圧倒的に広い初心者向けの緩斜面の広いバーンが特徴。
年齢問わず楽しめるスキー場となっています。
初心者のためのスキー教室も頻繁に開催しているようで、この日も受講生たちの姿がありました。家族で楽しめるスクールや、小中学生対象のジュニアスクールなどがあるようなので、興味のある方は公式HPで確認してみてくださいね。
受講生が頑張っている姿をよそに、華麗な滑りを見せる上級者たちの姿もちらほら。
私も初心者ではないものの、約20年ぶりのスキー…気持ちはほぼ初心者です（笑）。優しい傾斜の広いバーンのおかげで、なんとか滑ることができました。
うつくしい大自然に囲まれて、絶景を望みながらスキーをするのは最高でした！
何本か滑ると、娘ともどもお腹が空いてきたので食事へ向かうことに。
お食事メニュー
ちょうど昼時ということもあり、センターハウスの隣にある「カフェ・ココペリ」には長蛇の列ができていました。
こちらも気になったのですが、家族みんな体が冷えていたので、今回はセンターハウスで食事をすることに。
センターハウス内の食事メニューはこちら。
少な目のメニューですが、ゲレンデで欲しくなるところをしっかりおさえています。
ラーメンなどのメインの食事は800円とお手頃です。
体が温まるおでんがあるのはありがたい。中華まんとフランクフルトは、小腹が空いた時や子どもがよろこぶので助かりますね。
コーヒーを持っている人も見かけたので、この他にカフェメニューもあるのかもしれません。
センターハウス内は、薪ストーブでポカポカ。芯から冷えた体がほかほかと温まっていきます。
カフェの前にある外のテーブル席でも飲食できますが、センターハウス内でも飲食が可能です。
センターハウス内では、メインメニューの他スナック菓子やジュースも販売しています。
食事以外にも、毛糸の帽子や防水手袋、ゴーグルなどの小物も販売しているので、忘れたり壊れたりしても安心です。
泉ヶ岳スキー場の営業期間と営業時間は、他のスキー場に比べて少し短いのですが、子どもと一緒に家族で楽しめるステキなスポットです。
新年から、大自然を感じられる楽しい思い出となりました！
今季のシーズン終了はまだまだですが、ゲレンデの積雪状況でかなり変動します。公式HPかInstagramで確認してみてくださいね。
ぜひ「泉ヶ岳スキー場」を満喫して、笑顔いっぱいになってもらえたらうれしいです。
泉ヶ岳スキー場
住所：宮城県仙台市泉区福岡字岳山9-4
交通：（公共交通機関）地下鉄南北線「泉中央駅」からバスで約40分
（自家用車）県道223号線沿い 仙台市街地から車で約40分
連絡先：022-379-1250
受付時間：9:00-15:00
駐車場：（普通自動車）年始から3月1週目までの土日祝日のみ 普通車1台500円※平日無料
Instagram：@izumigatake_1172
