今回は、大好きなパワースポット、榴岡天満宮で2025年1月14日におこなわれた「どんと祭」と「鷽(うそ)替え神事」をご紹介します!
杜の都の天神さま
榴岡天満宮は、JR榴岡駅から徒歩約3分。仙台駅からも15分ほどとお散歩がてら歩いていける距離にあります。
仙台市の中心にあるため、マンションやビルに囲まれていますが、静かで落ち着く環境です。梅の名所でもあります。
ここ榴ヶ岡の地に御遷座なされて350年以上!「杜の都の天神さま」としてみんなに親しまれています。
また、「国名勝・おくのほそ道の風景地」、「日本遺産・政宗が育んだ伊達な文化」にも登録されています。
学問の神様・菅原道真公を祭る
学問の神様と言われている菅原道真公が祀られており、受験生たちの聖地ともいえる神社です。

立派な朱塗りの唐門には、「難関突破の合格の輪」と呼ばれる茅の輪が設置されています。
受験や検定などの難関突破を願って、一方通行でスッと通り抜けます!決して引き返してはいけません!
「撫で牛」を撫でてご利益を
境内にある「撫で牛」も有名です。
道真公と牛との関係が非常に深いことから、全国の天満宮には道真公の御使者として撫で牛が祀られています。

この像を撫でることにより、道真公の御伸徳をいただけると言われています。
もちろん、私も頭、背中を撫でできました。
多くの人に撫でられ続けているので、つるつるの手触り。特に頭の部分はピカピカと輝いています。
「鷽替え神事」鷽の一刀彫を迎えられず
さて、今日のお目当ての一つ。
鷽替え神事の日に限り授与される「鷽の一刀彫」を授かりに行きます!
鷽替え神事とは、どんと祭と初天神の日に、旧年中の悪い成績や災難・知らず知らずのうちに使ってしまった「嘘」を天神さまのご神徳により「真っ赤なうそ」に替え、良い年になることを祈願する特殊神事です。
鷽の一刀彫は、鷽という喉元がほんのりと赤い野鳥を模して作られていますが、中に数十羽だけ「真っ赤な鷽」がおり、それを受け取った方は最良の年になると言われています。
鷽の一刀彫は、午前9時から授与開始ということで、少し早めに行ったのですが、私が着いた頃にはすでに最後尾が見えないほど長蛇の列。
早々にあきらめ、我が家に鷽の一刀彫をお迎えすることは叶いませんでした。
ちなみに、鷽の一刀彫は1時間半ほどで全て飛び立ったそうです。

鷽替え神事の日ということで、手水舎にも「真っ赤な鷽の一刀彫」が飾られており、一目見ることが叶いました!
そして、たくさん並べられたひよこたち。写真映えスポットですね!
「真っ赤な鷽のおみくじ」で運試し!
鷽の一刀彫はお迎えできませんでしたが、こちらも限定の「真っ赤な鷽のおみくじ」で運試しです!

手のひらにのるほどの小さなかわいい鷽の人形の中にくるくると巻かれたおみくじが入っています。
すると、なんと大吉!今年も良い年になりそうです。
我が家に連れて帰り、大切に飾ります。
鷽替え神事限定!御朱印をいただく
もう一つのお目当ては、限定の御朱印です。
榴岡天満宮では、御朱印は全て手書きで書いてくださいます。
“御朱印は参拝の証。神様とのご縁の印”と書かれたポスターを眺めながら、社務所で待っていると、15分ほどで素敵な御朱印をいただきました!

かわいらしい鷽と梅の印が押され、道真公が詠んだ句も添えられた限定版です。
貴重な御朱印をいただき、感激です!
どんと祭で無病息災を祈願
日が暮れてから、お正月飾りを持ってどんと祭へ。
仙台の伝統行事「どんと祭」は、お正月の松飾りなどをお焚き上げする独特の神事です。
御神火にあたることで心身を清め、一年間無病息災・家内安全を祈願します。

お正月飾りを持った人が切れ目なくやって来ます。
私も「今年も良い年になりますように」と心の中で願いながら、正月飾りを炎の中へ投げ込みました。
暗闇の中でゆらゆらと炎が揺れ、パチパチと燃える音。
炎には癒し効果があると言われていますが、まさにその通り。神秘的な光景にしばし見とれてしまいました。
みなさんも来年のどんと祭、鷽替え神事に足を運んでみてはいかがでしょうか。
榴岡天満宮にぜひ参拝してみてください。
榴岡天満宮
住所:宮城県仙台市宮城野区榴ケ岡105-3
アクセス:JR東北本線「仙台駅」から徒歩約15分
JR仙石線「榴ヶ岡駅」から徒歩約3分
市営地下鉄東西線「宮城野通駅」から徒歩約10分
TEL:022-256-3878