日本人にとってお茶は、とても身近な存在ですね。
ペットボトル入りのお茶は便利で気軽に飲めますが、茶葉から丁寧に淹れる日本茶は香りも味わいも格別です。
今回は、塩釜市の老舗茶舗「茶匠 矢部園(以下、矢部園)」をご紹介します。
JR本塩釜駅から徒歩4分
「茶匠 矢部園」は、日本茶の真心を伝え続けて八十有余年。
昔から「塩竈に銘茶あり、矢部園あり」と言われるほど、地元で愛されてきた老舗です。
現在は、3代目が店を切り盛りしています。

店舗は、JR仙石線「本塩釜駅」から徒歩約4分とアクセスしやすい場所にあります。
専用駐車場はありませんが、車で来店しても本塩釜駅周辺にはコインパーキングが多くあるので便利です。
落ち着いた雰囲気の店内
店内は、和の趣を感じる落ち着いた空間です。
レトロなインテリアや生けられた花がやさしく迎えてくれます。


棚には茶葉や茶器が美しく整えられ、整然と並んでいます。


ふんわりと漂うお茶の香りは、アロマポットで焚かれたお茶葉。心が安らぎます。
さらに、興味深いお茶の説明ポップも貼られていて、読んでいるだけで勉強になります。
矢部園では、日本茶そのものの楽しみ方を伝えることを大切にしているように感じられます。
茶匠の入れる感動の一杯
店内を見ていると、「お茶をどうぞ」と声をかけてくださり、あたたかいお茶を出していただきました。


お茶をいただくと、自宅で淹れるお茶とはまったく違う味わいに驚きました。
お茶の入れ方を聞くと、丁寧に教えてくださいました。
コツは、お湯の温度と茶葉の量だそうです。
わずかな違いでここまで味が変わることを知り、日本茶の奥深さを実感しました。
復興石巻の魂の「伊達茶」
ひときわ目を惹くポップは、人気商品の一つ、石巻市桃生の茶畑で育まれた稀少な茶葉「伊達茶(だてちゃ)」です。

宮城県での茶栽培は、伊達政宗公が北限の茶処を目指して、寒冷な東北の地で茶栽培を奨励してから四百年あまりも受け継がれてきました。
そんな、100%宮城生まれの茶葉を矢部園が試行錯誤しながら、深みのある力強い味わいに仕上げたそうです。

こちらは、サンドウィッチマン・富澤さんの「伊達茶」オリジナルラベル。
以前、富澤さんからの注文で作られたそうです。残念ながら、このラベルの一般販売はしていません。

伊達茶のペットボトルを片手に、塩釜散策を楽しむのもおすすめです。
特に、塩釜神社へ行く予定の方は、202段の階段を登るときに伊達茶がぴったりですよ。
世界が認めた本格派!「茶摘み」
「茶摘み(ちゃつみ)」は、ペットボトルで本格的な日本茶の味と香りが楽しめる大ヒット商品です。
International Taste Institute(国際味覚審査機構)2022年度の審査において、優秀味覚賞一つ星を受賞しました。

飲み方は簡単!
一度、キャップを開けると粉砕した茶葉が広がります。そのままキャップを閉め、20~30秒ほどボトルを振るだけで、高品質でフレッシュな日本茶ができあがり。
いつでも、どこでも本格的な味と香りを楽しむことができます。
190mlの飲みきりサイズもうれしいですね。
さらに、ギフト用のケース入りもあるので、ご贈答にも最適です。
一度は食べてほしい!「茶っぷりん」
矢部園こだわりの茶葉を使ったスイーツ、「茶っぷりん」もおすすめです。

お茶屋ならではの香り豊かな茶葉に、蔵王町の牧場から取り寄せた搾りたてジャージー牛乳、高級和三盆、てん菜糖、岩出山産のブランド卵を合わせた、贅沢なプリンです。
抹茶とほうじ茶の2種類があります。
パッケージに「ちゃんとしたプリン」と記されている通り、どちらも素材の良さと丁寧なつくりが伝わる本格的な味わいです。
今回購入した茶葉はこちら
自宅用に茶葉を購入しようと、「お茶の味や香りが濃いものが好き」と好みを伝えたところ、いくつかの茶葉を提案していただきました。

その中から今回購入したのはこちら。
左から、芽茶の「岩鏡・茶葉/1号」、粉茶の「昼顔・粉茶/1号」、そして「伊達茶」。
芽茶は、若い葉の部分だけを使うため、茶葉の特徴が濃縮された味わいだそうです。
粉茶は、短時間で濃厚なお茶が出るので、忙しい時やさっと飲みたいときにぴったり。
芽茶と粉茶を好みの比率でブレンドするのもおすすめだと教えていただきました。
実際に、芽茶と粉茶を独自のブレンドで注文しているお寿司屋もあるそうです。
日本茶好きはもちろん、日本茶を知りたい方にもおすすめの「茶匠 矢部園」。
みなさんもぜひ一度足を運んでみてください。
茶匠 矢部園
住所:宮城県塩釜市海岸通り2-3
アクセス:JR仙石線「本塩釜駅」から徒歩約4分
TEL:022-364-1515
営業時間:9:30-18:00
定休日:毎週木曜日
駐車場:無
























