今回は、西塩釜駅と本塩釜駅から徒歩約10分の所にある、塩竈神社からも近い古民家カフェの「カフェはれま」をご紹介します。
私は散歩をする時に通りかかるのですが、常連客の方や観光客の方がお店でゆったりしているのをよくみかけます。
塩竈神社から近くの穴場な古民家カフェ
この建物は、約150年前に建てられた木造三階建ての旅館跡になります。
ゑびや旅館は、明治天皇の東北巡行に付き添った大隈重信が宿泊したと記録に残っている由緒ある旅館だったそうです。

しかし、東日本大震災(2011.3.11)時には70cm程の津波被害がありました。震災後はNPOみなとしほがまが寄付金を基に買い取って、国と県からの助成金でリノベーションし、今の外観になったそうです。
1階は「カフェはれま」にテナントを貸しており、2・3階はまちかど博物館として運営されています。

席の数は、カウンター席が4席・テーブル席が4席・お座敷が2席と大人数で行ってもみんなで座れるところが魅力的です。
お店の商品をご紹介
カフェと行ってもお店の中には、魅力的な商品がところせましと並べてあるのでご紹介いたします。注文した商品が来るまでの間、お会計をする前にいろいろみているのが楽しくなる空間になっています。

まず店内に入ってすぐの所には、塩釜の観光名所チラシやイベント等のお知らせがあります。観光客の方は、塩釜の観光スポットを調べるために寄っていってもいいかも知れませんね。

その裏側には、食器が並べてあります。他にもたくさんの食器があるので、アンティークな食器をお探しの方は掘り出し物をみつけられること間違いなしです。


お座敷の方に行くと、洋服や着物・帯などが置いてあります。色とりどりの着物があるので、珍しい物がお好きな方はぜひ手に取って見てみて欲しいです。


その他にも、ハンドメイド作家の方が作られたピアスやイヤリング・ペンダント等のアクセサリーが並べてあります。どのアクセサリーも和風な物が多いので、モダン風がお好きな方にはとても気に入っていただける商品だと思います。私も和風モチーフのアクセサリーが好きなのでよく購入してしまいます。

カウンター席の隣には本棚が置いてあり、気になる本があったら読んでゆったりするのもいいですね。大きなステンドグラスも魅力的な席になっています。
私のおすすめメニューをご紹介
今回、私が注文したのは、はれまカレー(税込み800円)とみたらしバニラ(税込み550円)にしました。

はれまカレーは大盛り(+150円)に温泉卵(+100円)もできますのでお腹に余裕のある方は、試してみてください。こちらは、トマトベースのカレーで生姜がたっぷり効いているカレーでした。
カレーについてくるお供は、工夫されていて大豆やビーンズ・にんじんを酢漬けした物でした。私は普段カレーを食べるとき、福神漬けやらっきょう漬けと一緒に食べることがないのですが、このお供はカレーと一緒に食べるとさらにカレーを引き立ててくれるので、とてもおいしかったです。
それに加えて、ミニデザートと一緒についてくるので少しだけデザートが食べたい方にはぴったりのメニューになっています。

みたらしバニラに使用されている醤油は、塩釜市本町にある太田興八郎商店の木桶仕込み醤油「あさあけ」。塩竃市を盛り上げるために地元の商品を使用してメニューを開発されているので、家でも作ってみたいと思うメニューが多いです。
みたらしバニラはセットとしても注文できるので、コーヒーか紅茶セット(税込み1000円)なので一休みするのにもちょうど良いですね。
2品だけの紹介でしたが、他にもメニューがたくさんあるので、気になる方はお友達や家族も誘ってぜひ足を運んでみてください。
今回は、旧ゑびや旅館「カフェはれま」をご紹介いたしました。お店の中は、モダンな雰囲気でゆったりとした時間が流れているため、心を落ち着かせたい方や古風を感じたい方にとてもおすすめなカフェですよ。
塩竈神社に行って休憩をされたい方はぜひ利用してみてください。
カフェはれま
住所:宮城県塩竈市本町3-9
交通:JR仙石線「西塩釜駅」から徒歩約10分
連絡先:090-4557-1671
営業時間:11:00~17:00(LastOder:16:30)
定休日:水・木曜日、臨時休業あり
駐車場の有無 無し